セクシーボイスアンドロボ
さらに皆様こんにちは
有無を言わさずおススメ漫画を紹介していくブログの第三話
今回の漫画はこれ。黒田硫黄『セクシーボイスアンドロボ』
¥216(まんだらけ価格)
簡単にあらすじ。
「趣味と実益」でテレクラのサクラをやっている、七色の声色を使う中学生、ニコ
ふとした事で、なにやら訳アリの老人に話を持ち掛けられる
なんでも知り合いの息子が誘拐され、困っているのだという
電話の録音を聞き、アドバイスをして去るニコ(プロでしょう、と老人が差し出したのは諭吉10枚!w)
だが、どうにも気になって自ら動き出す
テレクラで釣ったちょっと抜けてそうな男「ロボ」をお供に
紆余曲折を経て、誘拐犯を見つけるニコ
(一番左下のコマ、声を確認する為わざとぶつけられ、首掴まれてるのが相棒の『ロボ』 見捨てられている…)
ただの中学生が誘拐犯を捕まえられるのかどうか、悩みながら追うのだが……
「今救えるのは、宇宙で私だけ。」
なかなか勢いのあるいいシーン。
そんなこんなで無事事件を解決した、最後のセリフが象徴的
カッコいい…
基本一話完結の、痛快なスパイアクション?もの
読みやすいので、黒田硫黄入門としてもオススメです
主人公の機転きく立ち回りがカッコいいし、とにかく会話の節々にセンスが溢れている
「まぁ、老人が昔話をしないで誰がするの?」
どの話も好きなんだけど、個人的に気に入ってるのは
ケータイのSEの話と、青空床屋の話
そして何といっても三日坊主の話
出てくる一話限りのキャラも魅力的
さらっとカッコいい奴も出てくる
あと、ちょいちょい見せる主人公ニコのエロさが良い
とくにそんな描写がないのに、なんでだろ?
ちなみに、三日坊主の好物はうなぎ
忘れないように、三日に一回は食うそうだ
それを受けてのニコの「おや いいねぇ」って返しが好き
とにかく耳が良く機転の利く主人公ニコと、天然だけど何かと使い勝手の言い相棒ロボ
遭遇する数々の事件は、ハッピーエンドだったりそうじゃなかったり
でもどれも、とても味わいのある物語になってます
余談ですが、これの二巻を帯び付き美品で手に入れられたのは超ラッキーだった
しかも、わずか¥324(まんだらけ価格)
気になったら、ブックオフでも立ち読みしてみてください
面白いと思ったら、買うべきです
…超個人的な意見なんですが、ブックオフというのは立ち読みをする場じゃなく、掘り出し物を見つける場所だと思うんです
面白い漫画、良いCDを安くでどれだけ手に入れられるのか探索する、宝の山
だから、周りの友達が当然のように「立ち読み場」とする感覚に
違和感を感じてた
(立ち読みを否定してる訳ではないんです
ただ、漫画に限らず映画音楽ゲーム…どれも流行りの「使い捨て」だけになってしまったら
廃れていく一方だと思うので)
本当に良い漫画は、その場だけでなく家で好きな時に何度でも楽しみたいもの
それは、完結しているいないを問わず、大切にしたい思いだと考えます
「漫画を愛する」って、そういう事じゃありませんか?
ちょっと長々と愚痴っぽく語っちゃいましたね
失礼いたしました
以上、のすけがお送りしました